当たり前の事を当たり前にやる能力。
私は現在会社を経営しています。
今まではギターリストとして活動しており、会社というものに属したことがありませんでした。(ギタリストは今でも続けています。)
社会経験のない自分はサラリーマンという職種を尊敬していました。
これはキビキビと動き結果を出し続けている兄を見ていたからかもしれません。
良い事悪い事もあるだろうけど、社会にもまれて社会・会社における一般常識を知っている。叩きこまれる。
音楽の世界でも常識もありますが、やはり緩い。
上下関係の世界ですし言葉遣いや態度などは大切なのですが、会社と比べると緩いと思います。 もしかしたら先輩方や境遇や良かっただけかもしれませんが。
今でも自分で自分の事を甘いと思っています。
そしてサラリーマン・会社員の方の事は「彼らはスゴイ」と思っていました。
「思っていました」
こう書くと語弊がありますよね。
今でもスゴイと思っています。
ただ「全ての人が」ではないというのを理解しました。
厳しい会社にいる方々は報告・連絡は的確に素早くやるだろうし、自分で物事を考えてテキパキと動く。 相手の言われた事は守る。
こう思っていましたが、全ての人がこうできるわけではないんだなと。
これはサラリーマン・会社員の方々だけに当てはまるわけではないのですが。
勝手にハードルを上げていただけですし、そうだと思い込んでいた部分があります。
「音楽をやる人はルーズ」とも言われた事はありますが、時間にしても報告にしても完璧にこなす人もいます。
職種などに限らず、個人によるなと。
常々「人それぞれ」と思っていても、この部分に関してはそう思えていませんでした。
当たり前の事を当たり前にやる能力。
本当に重要だと思います。
「+α」というのも良く言われますが、それを付け加えるのは基本ができてから。
当たり前の事を当たり前にしてから。
そういう、当たり前の事ができる方は、さらに「+α」ができる方はそれに見合った「ステージ」にいるのだと感じています。
自分の周りを見ても素晴らしい方が多いですが、彼らはその事が出来ているからこそ輝いていて今の地位にいるんだと思いました。
役職・地位・給料・・・正当に評価されることが条件ですが、意外と自分の能力に見合ったところにいるのかもしれません。
物事は同時進行で
物事に対して「1つの事に全力をかける」と考える人もいる。
だが僕の考えは少し違う。
「全力をかける」という部分は同じ。
しかし、物事は同時に進める必要がある。
この場合、1つの事にかける時間は少なくなる。
1つ1つにかける密度を増やし処理するスピードを速くする。
また、1つの物事では必ず空白の時間が出来る。
それは返信待ちかもしれない、考え事で何も浮かばない時間かもしれない。
どうしても進まない場合がある。
この時間に他の事を進める。
進めつつ、他の物事も意識する。
あくまで目の前の物を片づけながら。
PCなどででもお馴染のマルチタスクだが、人間でも同時進行・同時処理が出来る出来ないは結果としてとてつもない差が出てしまう。
物事は同時並行で。
これは鉄則。
一気に10の仕事をこなす! マルチタスク・ワーキングのすすめ (アスカビジネス)
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常識を疑う
色々な場所・物に「常識」というものがある。
はたして「常識」というのは本当に正しいのだろうか?
最良の方法なのだろうか?
私は「明らかに無駄な物もある」と思っています。
もちろん「無駄・有益」で計るモノではない部分もある。
しかし、常識を疑う必要はあると思う。
例えば、会社で何人もの許可を得てからでないと行動できないというものが常識だという会社も結構あると思う。
その常識は本当に正しいものだろうか?
最良の方法だろうか?
昔からの惰性で続けているだけではないだろうか?
多くの人・・・多数がやっているから常識となるケースもある。
誰しもが行っている行動の良し悪しを判断して動いているわけではない。
伝統は伝統で大事。
守るべきものは守る。
ただ、必要のないものは改善してことも必要だと思う。
常識を疑う事から、物事は大きく改善していく。
常識を疑うことから始めよう (Sanctuary books)
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続ける事は大事
やり始める人は多い。
続ける人間は少ない。
その中で考える人間はさらに少ない。
ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方
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